こんにちは!moa nailです(^^)/
今日は、前回のジェルネイルの施術方法から、やり方の一つでもあるフィルイン(一層残し)についてお話していきたいと思います。
そもそも、フィルインとは「埋める」という意味らしく、ジェルネイルのフィルインという施術方法は、爪に塗っていく一番最初のベースジェルの層だけを付け替える際に残してまた再利用していく方法で、新しく生えた地爪の部分にベースを足して埋める施術方法です。
フィルインのいい所や、どんな方に適しているかは前回にもお話しましたが、メリットもあればデメリットもやはり存在します。
前回と少しかぶりますが、ジェルネイルをするときに爪に定着させるために、爪の表面に細かい傷をつけるやり方が多く、お店によってや使うジェルの種類にもよって異なる場合もあります。
ベースを残してまた使っていくことによって、ベースを残している部分は地爪の表面を扱わずに済むので、地爪の負担が最小限にできる施術方法といったところが一番の魅力だと思います。
また、ベースを再利用できるように地爪にしっかり定着するように土台を作ることが重要となるやり方なので、ジェルネイルが取れてしまうのが早いなどの持ちが悪いお爪の方や、定期的にジェルネイルをされたい方、元々のお爪が薄かったり、割れやすいなどのお爪が弱い方はフィルインが適していると考えます。
それも、ジェルネイルをとる時にジェルを溶かす溶液アセトンを使う方法もありますが、アセトンによって、爪の水分や油分も一緒に蒸発させてしまうので、乾燥の要因にもなるため、乾燥によって爪が脆くなることにも繋がり、持ちの悪い方、地爪が薄い、割れやすいなどの弱っている方はますます状況が悪くなることもあるからです。
また、地爪とジェルの相性もあるので、一概にジェルの持ち=地爪の状態や施術方法だけが全ての原因とは言えないということもあります。
しかし、フィルインにもデメリットはあり、ベースを残せるような厚みが必要となるので、厚めの仕上がりになることから、厚みが気になる方や、ベースを再利用できるような土台の作り方や厚みがある分、ジェルをとる作業が難しいので、一時的にジェルネイルをされたい方や、自分で取る作業はしたいという方には、不向きであると考えます。
お客様にどんなネイルを提供したいかにもよって、フィルインを行っていくかなど、施術方法を選択する事も大事だと思っています。